テレビ、映画で船のシーンを観るとよく「面舵(おもかじ)一杯!」とか「取舵一杯!!」とか言ってるけど、 面舵は右か? あれ?左か?って事になってるのを時々聞きます。 私も分からずに以前調た事があります。 船は時計の文字盤の12時の位置を船首方向に例えて、まっすぐ正面を「12時の方向」、真後ろは「6時の方向」と言います。
一方で、古来日本ではゼロの考えがなく、スタート位置が1です。時計で言えば12時の位置が壱(いち)です。日本の時間は干支で表されています。よって12時は子(ね)の時間になります。(下記写真参照)
では表題の面舵、取舵はと言うと面舵は「卯の舵」だったとの事です。大声で「うのかじ」の発音はし辛いので「うの舵」が面舵(おもかじ)になったらしいです。 卯は干支の4番目ですが、前述のように12時の位置が子(ね)ですので卯(う)は3時に位置になります。 それで言うと面舵一杯は3時の方向に転舵せよとの号令になります。右にいっぱい舵を切れって事ですね。 では取舵は「酉舵(とりかじ)」になり、10番目の干支だから9時の位置ですね。 つまり左にいっぱい舵を切れって事になります。
結論:面舵(おもかじ)は右、取舵(とりかじ)は左という事でした。(諸説あります)
